シチズンは「The CITIZEN」ブランド誕生25周年を記念した新モデルを500本限定で発売する。ダイアルに和紙と金箔による装飾を用いたこのモデルは、ケースやムーブメントに同社の技術がふんだんに使用されており、日本の伝統技術と最新技術の融合が果たされている。
The CITIZEN 25周年記念限定モデル
クオーツ(Cal.A060)。光発電エコ・ドライブ。Ti+デュラテクトゴールド(直径38.3mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。世界限定500本(予定)。35万円(税別)
世界最薄の和紙と「砂子蒔き」技法によって実現した、ブランド誕生25周年を記念するに相応しいモデル
「The CITIZEN」は、1995年に同社創立65周年を記念して販売された。ジラール・ペルゴ 1945今も続く顧客登録制度である「シチズン オーナーズクラブ」によって、ユーザーに対してきめ細かなサービスを提供し、特に業界初の10年という長期の保証期間は、同社の「The CITIZEN」に懸ける情熱と品質への自信を業界内に知らしめることとなった。昨今、様々なブランドが保証期間の大幅な延長を発表しているが、その中であっても10年という保証期間は依然としてトップクラスの長さである。
ストラップは、深いブラウンのワニ革が付属する。ゴールドのケース、和紙による繊細なパターンのダイアルと相まって、全体をエレガントな印象に纏めている。
今回発売される「The CITIZEN 25周年記念限定モデル」は、金箔を散らした和紙製のダイアルが魅力的なモデルである。ダイアルに使用されているのは日本三大和紙の一つであり、世界最薄と言われている「土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)」だ。その上に「砂子蒔き(すなごまき)」と呼ばれる技法で金箔を蒔き、新雪のような和紙に華やかさをプラスしている。この「砂子蒔き」は職人の手作業によるものであり、そのため一つ一つ違った表情を見せる。
ケースはシチズン独自の素材である「スーパーチタニウム」に、同じく同社独自の表面処理である「デュラテクトゴールド」を施したものである。これによって、素材の持つ軽さや硬さ、肌への優しさに加えて、ゴールドの輝きを持たせている。
ムーブメントは光発電によって定期的な電池交換が不要のエコドライブだ。年差±5秒の高精度、耐衝撃性を高める衝撃検知機能、針ズレを補正する針自動補正機能、0時ジャストカレンダー更新機能など、優れた機能が多数搭載されており、安心して使用することができる。日本の伝統工芸とシチズンの技術を組み合わせたこの新モデルは、2020年3月19日に発売予定となっている。
エッジの立ったケースは「デュラテクトゴールド」によって明るく美しい輝きと、1,100〜1,500Hvもの硬度を誇る。リューズには高精度の証であるイーグルマークがしっかりと刻まれている。
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学生時代の腕時計 URL 2021年08月19日(木)22時19分 編集・削除
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